混浴に行った話
こんにちは。かつみんです!
今回はこの前混浴に行った話をします。
実は2ヶ月ほど前に混浴に行ってきました。この2ヶ月間、絶対に人を笑わせることのできる話(スベらない話的な)としてずっとこの話を持っていたのですが、当の本人(自分)がぼやぼやしてたり忘れていたりしたせいで誰にも話さず2ヶ月が過ぎてしまいました。特に誰にも明かしたくなかったわけではありません。むしろ話したいネタだったのですが、ぼんやりしすぎて話しそびれてしまい、これからも話す機会を逃してしまいそうな気がするので、ここにしっかりと記していきたいと思います。
「今から面白い話します」「この前混浴に行ってきました」
この2文だけで絶対に人の興味を自分に持ってくることができます。まさに神フレーズですね。混浴のコンテンツ力凄い。間違いなく「その話を聞かせてくれ」という気にさせることができますね。
他にも「櫻井翔」という言葉を冒頭に持ってくると、それだけで人の目線が自分に集まってくることが自分の経験上判明しています。とりあえず「櫻井翔がね」と言っておくだけで、人の興味を集めることができるので、ぜひ実践してみると良いと思います。その後どう文章を作るかはあなたの腕次第です。とりあえず冒頭に「櫻井翔」と言っておくと良いでしょう。「櫻井翔」もまた「混浴に行ってきました」レベルの力を持つ神フレーズですね。
自分は転職活動をしているので数社面接を受けていました。「自己PRしてください」とか「前職を教えてください」というごく一般的な質問に対しての受け答えはもちろん考えていましたが、「あなたの面白い話を聞かせてください」なんて聞かれる場合だってあるかもしれないと、ずっと用意していました。残念ながら「あなたの面白い話を聞かせてください」という質問は来ませんでした。そもそも、相手が女性(異性)の面接官の時、「この前混浴に行ってきました」という話はあんまり印象が良くないかもしれません。男性の面接官の場合だったら絶対にウケると思います。とても「混浴に行った」話をしたかったです。本当に残念です。
(たぶんこのおっさんにだったら混浴の話はめちゃくちゃウケると思う)
さて、一体いつどこの混浴に行ってきたのか、という本題に入ります。
それは9月中旬のことでした。徳之島から埼玉に帰る際、鹿児島に寄った時のことです。徳之島からフェリーに乗り鹿児島港に朝着き、夕方の鹿児島空港からの便で羽田に戻る予定でした。鹿児島では朝から夕方までの時間を潰さなくてはならないことと、鹿児島港のある鹿児島市から、鹿児島空港のある霧島市へ移動しなくてはなりませんでした。時間に余裕を持たせたのはフェリーには遅れる可能性があり、遅れると数時間単位になるからです。しかし、フェリーは無事定刻通り着いたので、時間を潰して移動をしなくてはならなくなりました。
(桜島)
(鹿児島⇔奄美⇔沖縄を結ぶフェリー)
(徳之島についてはこちらを参照してみてください)
鹿児島市から鹿児島空港までは高速バスが45分1250円で乗れるのですが、荷物が重すぎてバスの時間まで歩いて遊んで時間を潰すのは難しいと考え、半日6000円のレンタカーを借りて、鹿児島から霧島あたりまでドライブして時間を潰しつつ移動しようと考えました。
このあたりの機転の良さ、旅慣れている感じ、Geniusですね。
鹿児島でレンタカーを借り、霧島へ向かう途中、コンビニにより温泉マップを読みました。案外こういうのはスマホよりも本のほうが整理されていて見やすくわかりやすいものです。「とりあえずなんか良さげなところを探そう、霧島温泉は有名だしなにかあるだろう」と思い、パラパラとめくっていきました。すると数ある温泉の中から「混浴」の文字のある温泉を見つけました。
「今の時代に混浴なんてあるのか、誤植か」と思い、他の温泉を見ると、そこには「男女別温泉」とか「男女別露天風呂」などとはっきり書かれていました。何度見ても確かに書いてある「混浴」の文字。確かに存在するのだと認識しました。
しかし、私は悩みました。「ひとりで行っていいものか」「竿が抑えられなかったらどうしようか」と。しかし、今回の旅は「一人旅」。そう、自由なのです。誰かに咎められることもない、知り合いに馬鹿にされることもない、なにも恥じることはないのです。「もし2人以上同行者がいたら行っただろうか、いや、混浴に2人以上行って恥はかきたくない、ならば一人で行ける今は絶好の機会なのでは。」そう決意し、いざ混浴のある温泉へ車を走らせたのです。
混浴のある温泉の名前は「霧島ホテル」。なんと300年もの歴史のあるホテル・温泉とのことです。大浴場はサマーランドかと思うくらい大きさで、まるで温泉のテーマパークのようです。山奥に佇む秘湯で岩陰に隠れながら…というありきたりなイメージという感じではなさそうですね。
霧島ホテルの駐車場に車を止め、いざ混浴へ。
すると受付の方が女性ですね。「いや、ひとりだと怪しまれないか」「下心がみえみえなのでは」などと考えました。しかし「私は温泉のテーマパークを見に来たのであって決して女性を見に来たわけではない…」と考えることで心を静め、勇気を振り絞って受付に向かいました。
身分を証明するような書物を少し書かされ、特に前科等はないので、問題なく受付をすますことができました。日ごろの行いが善くて良かった。
そこから階段を上り、長い廊下を行き、坂本龍馬の展示物を過ぎると、男女別の更衣室が現れました。そこで衣類を脱ぎ、いざ、大欲情、いや、大浴場へ…。。
するとそこに広がっている世界は…
男!
男!
男!!!
ここは男湯なのか、そう言わんばりの男しかいない世界。
しかも、何かを期待しながらも失望する顔面の男ばかり。
残念そうな男の顔がたくさん溢れる場所でした。
そんな、淡い期待を抱いたがそこには希望はなかったという男性の顔を見れる、というのが混浴(男)の魅力なのかもしれません。
そういった意味では面白い人間観察をすることができました。
竿が収まらなかったらどうしよう、なんて心配をする必要は全くありませんでした。
しかし、内装は非常によく、まさにテーマパークのような空間が広がっており、泳ぐことができるんじゃないかという広さの大浴場となっております。
また、女性には19時から21時はレディースタイムとなっており、その時間は混浴エリアは女性のみの使用に限られるので、安心してご利用することができます。
男性のみがそのテーマパークを楽しめる、というわけではございませんのでご安心してください。
温泉自体非常に良かったので、混浴目的ではなくとも行ってみてはいかがでしょうか。
(高千穂牧場から)
というわけで、今回のお話はここまでにします。
男性の方々は混浴に淡い期待をせず、類は友を呼ぶと思って行きましょう。
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